
能代市の48歳男性、クマに襲われけが 八幡平の登山道
18日午前8時ごろ、鹿角、仙北両市にまたがる八幡平の登山道で、能代市西大瀬の会社員男性(48)がクマに襲われ、顔と太ももをかまれて裂傷を負った。男性は付近の県道まで自力で下山し、通り掛かった仙北市職員に保護された。その後、大館市内の病院へ救急搬送された。仙北署や鹿角広域行政組合消防本部によると、男性は午前6時30分ごろ、1人で後生掛温泉(鹿角市八幡平)付近の登山道から山頂近くの鏡沼(ドラゴンアイ)を目指して入山した。同8時ごろ、田代沼付近を歩いていたところ、クマ2頭(体長約1㍍1頭、約30㌢1頭)と遭遇。このうち体長約1㍍のクマが男性の左顔面と左太ももにかみつき、その後山中へ走り去った。クマは親子とみられるという。