コデマリの白い花満開 能代市柳町の八幡神社境内

 能代市柳町の八幡神社(濱川史子宮司)境内のコデマリの花が見頃を迎え、咲き誇った小さな白い花が参拝に訪れる市民や、近くの渟城幼稚園の園児らを楽しませている。コデマリは、バラ科の落葉低木。小さな白い花がまとまって咲き、小さい手まりのように見えることが名前の由来とされる。同神社には、参道東側に高さ約2・5㍍の木が植えられており、毎年5月半ば頃に見頃を迎える。ドーム状に広がった木の根元には子ども数人が入れる隠れ家のような空間があり、「こでまりかまくらかん」の愛称で子どもたちに親しまれている。今年は今月12日ごろに咲き始め、19日には満開を迎えた。朝から青空が広がった23日は、同幼稚園の園児たちが観察したほか、境内を走り回って元気いっぱいに遊んでいた。同園によると、コデマリの見頃は1週間ほど続くという。

コデマリが見頃を迎え、園児の笑顔とともに輝く(能代市柳町の八幡神社で)
コデマリが見頃を迎え、園児の笑顔とともに輝く(能代市柳町の八幡神社で)

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