出来秋を楽しみに 能代支援学校で全校田植え

 能代支援学校(児童生徒89人)の全校田植えが23日、同校に隣接する同市真壁地の実習田で行われ、児童生徒らが青空の下で丁寧に苗を手植えし、出来秋を心待ちにしていた。全校田植えは、児童生徒に農業への興味・関心を高めてもらうとともに、食育の一環として実施している恒例行事。新型コロナウイルス禍を除き、東雲地区民生委員児童委員らと一緒に取り組んでいる。今年は悪天候により、1日順延しての実施となった。実習田(23㌃)の一部を使い、児童生徒らは同級生や教職員から水稲の苗の束を受け取ると、一生懸命に手植えを進めた。手際良く作業する一方、転んで泥だらけになる姿も見られた。また小学部の児童には、上級生や保護者らが手助けする光景も広がった。同校の稲刈りは、9月中旬ごろを予定している。

児童生徒が手際良く田植え作業に励んだ(能代市真壁地で)
児童生徒が手際良く田植え作業に励んだ(能代市真壁地で)

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