地元産食材に理解を 秋田牛カレーの給食、能代市内全小中学校で提供

 能代市内の全小中学校で22日、秋田牛を使った市内統一献立「ぎゅぎゅっとビーフカレーライス」の給食が提供された。子どもたちは大好きなカレーと能代産の食味に優れた牛肉が絶妙にマッチした料理を楽しみながら、さまざまな食材を生産している能代の「食」に理解を深めた。同市は、毎月19日を「のしろ食育デー」としており、地場産の食材や季節にちなんだメニュー、郷土料理などを提供している。この日のメニューは、地元の畜産農家から提供してもらった秋田牛の肉185㌔を使ったビーフカレーライス。赤ワインで下味を付けてから炒めた肉がゴロゴロと入った“本格カレー”に仕上げた。給食を食べた二ツ井小の6年生たちは、「肉が軟らかくておいしい」などと満足げに話し、おいしそうにスプーンを口に運んでいた。

軟らかい肉質やほんのりとした甘さも感じられるカレーライスをおいしそうに頬張る児童たち(二ツ井小で)
軟らかい肉質やほんのりとした甘さも感じられるカレーライスをおいしそうに頬張る児童たち(二ツ井小で)

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