迫力の演奏が聴衆の心揺さぶる 能代吹奏楽団・スプリングコンサート

 能代吹奏楽団(藤原貴明団長)のスプリングコンサートは18日、能代市文化会館中ホールで開かれた。団員や賛助出演合わせて約40人が出演し、迫力あふれる演奏で聴衆の心を揺さぶった。プログラムは2部構成で、第1部では吹奏楽の名曲を演奏。平成2年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲である「マーチ『カタロニアの栄光』」で幕開け。弾むような旋律とさまざまな楽器が織り成す重厚感で作品の魅力を引き出した。3曲目では、J・スウェアリンジェンが手掛けた「ロマネスク」を披露。ポップスが中心の第2部では、昭和40~50年代の楽曲を集めた「昭和歌謡コレクションvol2」、ジャズのスタンダードナンバーの「ムーンライト・セレナーデ」などを演奏。恒例の指揮者体験コーナーの時間もあり、抽選で選ばれた来場者がタクトを振った。

息の合った演奏で聴衆の心をつかんだスプリングコンサート(能代市文化会館中ホールで)
息の合った演奏で聴衆の心をつかんだスプリングコンサート(能代市文化会館中ホールで)

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