
能代松陽高生、リーサスの有用性理解 県信組能代支店が出前授業
県信用組合能代支店(大沢克支店長)はこのほど、能代松陽高で地域経済分析システム「RESAS」(リーサス)を活用した出張授業を行い、地域の特性をさまざまな視点から分析できるリーサスの有用性や、活用の仕方などを紹介した。同支店の大沢支店長は、東北経済産業局への出向時代にリーサスの普及活用支援調査員を務め、5年に能代支店長に着任。これを機に故郷でもリーサスの利便性を伝えようと、同年から市内小中学校や高校で地域貢献活動と位置付けた出張授業を行っている。大沢支店長は、情報ビジネス科の1年生約60人に、リーサスによって人口推移や特産品の消費地、イベント効果などの比較や検証、予測ができると解説。生徒らは、リーサスを用いて能代の現状を考えるワークショップにも取り組んだ。
