今年初の真夏日 能代市で30・1度観測 熱中症に注意を

 能代山本地方は10日、高気圧の影響で暖かい空気が流れ込んだため、各地で気温が上がり、今年一番の暑さとなった地域もあった。能代市能代地域では最高気温が30・1度(午前11時2分)を観測し、今年初の真夏日。同市元町のJR能代駅前ロータリーでは噴水が稼動し、付近を通る人々に「涼」を感じさせていた。能代山本広域市町村圏組合消防本部によると、市内で畑作業をしていた90代男性が熱中症の疑いで救急搬送された。気象庁や同消防本部救急課では▽小まめな水分・塩分補給▽適切な冷房、扇風機の使用▽気温や湿度が高い時の長時間の運動・作業を避ける▽日中は日傘や帽子を使い、通気性の良い衣服を着る──といった熱中症対策を取るように呼び掛けている。

今年初の真夏日となった能代市能代地域。噴水が住民に「涼」を感じさせた
今年初の真夏日となった能代市能代地域。噴水が住民に「涼」を感じさせた

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