「まるっとふれあい鉄道」で十二湖へ 五能線の旅、170人が交流

 ボランティアや障害者、高齢者らが一緒に鉄路の旅を楽しむ企画「第1回まるっとふれあい鉄道」は15日、JR五能線の普通ダイヤの列車を使い、能代駅─十二湖駅(青森県深浦町)間で運行された。同鉄道実行委員会(小川金芳実行委員長)の主催では初めて実施され、十二湖では小雨が降る時間帯もあったものの、緑に囲まれながらの散策や、青池を観賞。同町側も含めて参加した総勢約170人が、交流を深めた。昨年までは「ひまわり号」が運行され、多くの障害者や高齢者、老若男女のボランティアが共生社会実現の夢と共に五能線を走り続けたが、第30回を区切りに終了。市社福協が今年度、「新たなボランティア養成の一方策としたい」との考え方で、新たな主催団体の実行委員会を組織し、「まるっと──」を運行した。

JR五能線の列車を使い「まるっとふれあい鉄道」が運行。おしゃべりの花が咲いた
JR五能線の列車を使い「まるっとふれあい鉄道」が運行。おしゃべりの花が咲いた

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