
大雨災害への備え再確認 能代山本関係機関が研修
大雨による土砂災害などに備えた「能代山本地域防災対応力強化研修」は16日、能代市御指南町の県山本地域振興局で開かれた。能代山本4市町や消防、警察、国交省、自衛隊などを含め約25人が参加。防災気象情報などを基に、住民への避難情報を迅速・適切に発令する態勢を確認した。研修は、同振興局と秋田地方気象台が主催。座学では、気象台の防災担当者が講話し、「早期注意情報」や「注意報」「警報」など、状況に応じた気象情報について解説した。この後、各機関の担当者でグループを編成して演習を実施。線状降水帯による大雨で土砂災害が発生したという想定で、刻々と変わる気象状況や、それに応じて発表される情報を踏まえ、住民への避難情報を発令するタイミングを確認した。
