能代市議会、定数18に削減 来春の改選から適用

 能代市議会は23日、6月定例議会の本会議で、議員定数を現行の20人から18人に改正する議会議案の条例一部改正案を可決した。議員から「行政へのチェック体制の弱体化につながる」などとする反対討論と、「議員それぞれが研さんし、役割を果たすことで市民の負託に応えていける」とする賛成討論があり、起立採決の結果、賛成多数で決した。来春の改選から適用され、2減の18議席を争うことが確定した。市議会の定数は、市町合併時の平成18年は28人だったが、22年に26人、26年に22人、30年に現行の20人となっている。市議会改革調査特別委員会は、定数に関する協議に昨年9月から着手。今年3月の委員会では、6会派のうち共産党を除く5会派が、類似自治体の状況などを踏まえて18人を主張した。定数削減は平成30年以来。

能代市議会は議員定数を現行から2減の18とする条例改正案を可決
能代市議会は議員定数を現行から2減の18とする条例改正案を可決

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