「幼保小」連携さらに推進 能代市、アドバイザー1人増員

 能代市は今年度、幼児教育・保育アドバイザーをこれまでより1人増やし、2人体制とした。幼児教育の質的向上を図りながら幼稚園・保育所・小学校(幼保小)の連携をさらに推進するため、4月からアドバイザー2人が市内の各園や小学校を訪問している。幼児教育と小学校教育の円滑な接続を目指す「幼保小の架け橋プログラム」でも、コーディネーターの役割を務め、各小学校区の連携交流をサポートしていく。同市は、元小学校長の簾内正子さん(66)を市子育て支援課の幼児教育・保育アドバイザーとして配置。今年度は県の「わか杉っ子!育ちと学び支援事業」を活用し、架け橋期のカリキュラムを全小学校区で作成するのに合わせてアドバイザーを増員、昨年度まで二ツ井小校長だった安井敦子さん(60)との2人体制とした。

能代市は今年度、幼児教育・保育アドバイザーを2人配置。幼保小の連携を支援する簾内さん(右)と安井さん
能代市は今年度、幼児教育・保育アドバイザーを2人配置。幼保小の連携を支援する簾内さん(右)と安井さん

関連記事一覧

error: Content is protected !!