10日の紙面から

●季節ハタハタ6㌔水揚げ
 県漁協北部支所管内の季節(沿岸)ハタハタ漁は9日、八峰町の八森漁港で6㌔の水揚げがあった。県水産振興センター(男鹿市)が予測した初漁日の「12月2日ごろ」から約1週間遅く、昨季の初漁日(12月6日)から3日遅れで、漁業関係者から今後の漁に期待する声が上がった。漁獲量が少ないため、10日の競りに掛けられる。能代市の能代港では9日に5匹が揚がった。

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県漁協北部支所管内の季節ハタハタ漁は八森漁港で6㌔の水揚げ

●JAやまもとが生産者大会
 JA秋田やまもと(竹内孝一組合長)の第21回農畜産物生産者大会は9日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、高品質な農作物生産や部会活動に貢献した組合員を表彰したほか、「地産地消の拡大」などを盛り込んだ大会スローガンを決議した。

●中村哲医師の活動語る
 市民団体「しらかみ地の塩基金」主催の第1回文化講演会は9日、能代市落合の秋田しらかみ看護学院講堂で開かれた。国際NGOペシャワール会理事で看護師の藤田千代子さんが、パキスタンやアフガニスタンの医療過疎地での診療や用水路建設に尽力した中村哲医師と共に活動した約30年間と、農地に緑が広がる現在の様子などについて語り、約170人の聴衆が耳を傾けた。

●県ミニバス能代山本勢も熱戦
 第52回県ミニバスケットボール大会は9日、由利本荘市の由利本荘アリーナで開幕し、男女の1回戦を行った。能代山本勢は男子の能代ブルーインズ、琴丘ミニバスケットボールクラブ、女子の藤里クラブ、第五ドリームズが初戦を突破し、女子の峰浜BBCは初戦で涙をのんだ。

●能代ででまえわくわく美術展
 第21回県特別支援学校文化祭の「でまえわくわく美術展」が、能代市鰄渕のイオンタウン能代で開かれており、県内の児童生徒の独創的で個性が光る力作の数々が地域住民の関心を集めている。13日まで。

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児童生徒の感性が光る力作が並んでいる「でまえわくわく美術展」(イオンタウン能代で)

●年末近づきお歳暮商戦に熱
 年末が近づき、能代山本のスーパーや大型店、ギフトショップなどでは、世話になった人へ贈るお歳暮を準備する人の姿が見られる。各店では特設コーナーを設けて売り込みを図っている。

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〝お歳暮商戦〟に合わせ、さまざまなギフトをそろえている(能代市臥竜山で)

●能代エナジアムイルミ幻想的
 能代市大森山の東北電力能代エナジアムパークで、毎年この時期恒例のイルミネーションが点灯されている。LED(発光ダイオード)約2万個の美しくきらめく光が来場者の感動を誘っている。入場無料。点灯期間は1月末まで(毎週月曜日、29日~1月3日、9日は休館)。開館時間は午前9時30分~午後4時30分。

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来場者の目を楽しませているイルミネーション(東北電力能代エナジアムパークで)

●ふれあい作品展力作ずらり
 能代市障がい者ふれあい作品展は9日、同市万町の市在宅障害者支援施設とらいあんぐるで始まり、ペーパークラフトやイラスト、手芸作品、来年の干支(えと)「辰」にちなんだ龍の押し絵、自主製品など約100点が展示され、来場者は各団体や施設の活動、利用者らの多彩な趣味、創作意欲に触れている。10日まで。

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約100点が出品された障がい者ふれあい作品展


 

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