ハタハタ不漁、海水温上昇影響か

 県水産振興センターは28日、4年漁期(昨年9月~)のハタハタ漁獲量が176㌧と記録的な不漁となった要因として、本県沖の海水温上昇が沿岸部での産卵や、稚魚の成育に悪影響を及ぼしている可能性があるとの分析結果を明らかにした。秋田市で開いた県ハタハタ資源対策協議会で示した。本県のハタハタ漁は近年、深刻な不漁が続く。出席した漁業者からは、資源回復に向けて青森、山形、新潟など日本海で漁獲する他県と連携した取り組みが必要との声も聞かれた。

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