三種川氾濫で再三被害の赤川商店、河川改修に伴い移転

 三種川の河川改修事業に伴い、三種町下岩川字長面で70年以上にわたり営業してきた赤川商店が移転する。店主の赤川秀悦さん(69)はこれまでの大雨による三種川や支川の氾濫で店舗兼住宅が何度も浸水被害を受けており、地域の治水対策の推進のために移転を判断した。移転先は現在地から500㍍余り離れた場所。長い時間を過ごしてきた土地と離れることに「寂しさがある」と語る一方、「店を続け、地元住民や地域を行き交う人が顔を合わせ、交流できる商店としての役割を担っていきたい」と地域コミュニティーを守る覚悟だ。

赤川商店が三種川の河川改修事業に伴い移転。店主の赤川さんは新たな店舗でも地域コミュニティーの機能を担っていく
赤川商店が三種川の河川改修事業に伴い移転。店主の赤川さんは新たな店舗でも地域コミュニティーの機能を担っていく

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