能代科技高農業科1年生、卒業後の進路も見据え体験実習

 能代科学技術高(藤原孝一校長)で4月25日、農業科の1年生48人を対象にした体験実習が行われた。来年度から学ぶ学科選択の参考にしてもらおうと企画され、このうち生活福祉・ヒューマンサービスコースの実習では、高齢者福祉、障害者福祉についてヘッドホンやアイマスクなどを使い、求められる介護と、そのありがたみを体験。卒業後の進路も見据え、理解を深めた。同校は工業科に3学科(機械、電気、建設)、農業科に2学科(生物資源、生活福祉)を設置。高校入試では大学科の工業科と農業科でそれぞれ募集を行い、入学後にオリエンテーションや体験実習の実施、希望調査を経て、2年生から学科・コースに分かれて専門的な学習に取り組んでいる。

ヘッドホンを耳に当て介護のありがたみを実感する生徒(能代科学技術高で)
ヘッドホンを耳に当て介護のありがたみを実感する生徒(能代科学技術高で)

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