木産連に中国木材能代工場が加入 木都の復権へ共同歩調

 製材最大手・中国木材(広島県呉市)の「能代工場」(能代市扇田)が、能代木材産業連合会(木産連、同市河戸川)に加入した。大手との競合を嫌う地元の製材業者には同社進出を警戒し一時反対の声もあったが、最終的に「共存共栄路線を図る」ことを決議した木産連側から能代工場側に加入を申し入れる形となった。木材業界を代表する市内唯一の団体である木産連は同社進出を「木都能代の復権・再ブランド化のチャンス」と前向きに捉え、共同歩調を取っていく考えだ。木産連は昭和41年設立。現在は木材をはじめ、建設、運輸、森林組合など市内の39社・団体が加盟している。

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