おみくじは「大吉」

年明け2日、家族で市内の神社に初詣に出掛けた。
社殿でおはらいを受け、帰りにおみくじを引くと見事、大吉をゲット。
1年のお守りにしようと財布にしまった。

その後、秋田市へ買い物に向かい、せっかくだからと県内一の初詣客数で知られる有名神社にも参拝。
ここでの運試しも、やはり大吉。
2024年、この上ないスタートが切れた。個人的には。

しかし世の中は、元日夕方に石川・能登半島を突如襲った大地震に始まり、翌2日には羽田空港で、被災地に物資を届ける予定だった海上保安庁の航空機と着陸した日本航空の旅客機が衝突し、海保の5人が殉職。
正月早々、悲惨な出来事続きでの幕開けとなった。

政治に目を向けると、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、年明け後も検察の捜査が続き、19日には国会議員2人と安倍派、二階派、岸田派の会計責任者ら計8人を立件。
これを引き金に、3会派はいずれも派閥解散を決めた。
党内の混乱はまだまだ続きそうな中、26日には通常国会が開会。政界の今後は波乱含みだ。

決して穏やかとは言えないムードで始まった新年だが、そんな時こそ必要なのが明るいニュース。
新型コロナウイルス流行前の生活にもようやく戻りつつある。
鬱々(うつうつ)とした気分を晴らし、希望の光を照らしてくれるような明るい話題を報道部一同、一つでも多く取り上げ、読者の元に届けていく年にしなければならない。

改めて見返したおみくじには「羽目を外すと一挙に調子を崩す」「失せ物出ず」など気になる御託宣も。
浮かれず、やはり地道が一番と心して行く一年としよう。

(平)

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