クマ対策、今しっかり
数年前、秋田自動車道・三種町天瀬川付近を秋田市方向へと走行していると、100㍍ほど先を「黒い個体」が横切っていくのが見えた。生まれて初めての〝目撃〟に驚いたが、今なら同時に恐怖感も覚えるだろう。県内では今年、クマの人身被害が後を絶たない。県によると、4月から今月7日までにクマに襲われるなどして負傷した人は65人。昨年度は年間で6人で、いかに異常事態かが分かる。
数年前、秋田自動車道・三種町天瀬川付近を秋田市方向へと走行していると、100㍍ほど先を「黒い個体」が横切っていくのが見えた。生まれて初めての〝目撃〟に驚いたが、今なら同時に恐怖感も覚えるだろう。県内では今年、クマの人身被害が後を絶たない。県によると、4月から今月7日までにクマに襲われるなどして負傷した人は65人。昨年度は年間で6人で、いかに異常事態かが分かる。
8月の使用電力量も、電気料金も、わが家史上、過去最大であった。なにぶん、エアコンが1台増えた。なんの虫の知らせがあったわけでもないが、6月設置。結果、「ああ、良かった」である。まさかあんなに暑くなるとは。最大3台が稼働、室外機が排出する温風もマシマシで、地球温暖化に加担した気がしないわけではない…地球よ、すまぬ。
記事を書いたり直したりする際に参考にしている北羽新報の記者必携の「用字用語ブック」(時事通信社)が7年ぶりに改訂された。この間、人工知能(AI)の活用が進むなど、社会は大きく変化しており、最新の第8版では、時代の動きに合わせて用語の入れ替えを行ったほか、外来語や外国地名、運動用語、特定商品名などの表記を見直したという。
大館能代空港が開港から25年を迎えた7月18日、ターミナルビルで記念のセレモニーが行われた。記録的大雨による被害直後で、予定した内容を縮小しながらも、関係者で「県北の翼」として定着した空港の節目を祝った。
昭和58年の日本海中部地震、平成3年の台風19号被害、23年の東日本大震災──。市民生活にまで影響を及ぼす大きな災害は、その発生年(場合によっては年月日まで)とセットで深く記憶に刻み込まれている。
能代山本4市町は20歳を人生の節目とし、14、15日に成人式や「二十歳のつどい」など門出を祝う催しを開いた。変化は目で見て明らか。出席者にマスク着用派は少数だった。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更され3カ月余が経過する。
庭に作ったささやかな家庭菜園の収穫が忙しくなってきた。素人には食べ頃の見極めが難しく、タイミングを逸してしまうことがよくある。そのため日々の観察が大事と心掛けている。野菜を見ていて、気になるのが雑草だ。その成長の早さには驚く。抜いても、抜いても生えてくる厄介者に手を焼いている。
週末を中心にスポーツ大会が盛んで、小中高校の選手たちが上位大会出場を懸けて熱戦を繰り広げている。最上級生にとっては、敗れると「最後の舞台」となるだけに、選手たちは全力を尽くし、懸命なプレーの一場面が紙面を飾る。地元関係選手の活躍を伝えたいと、高校生や一般が参加する大会では能代山本出身選手の結果も加えるように努めている。
先日能代市で、「スラムダンク聖地巡礼ツアー」が開かれた。昨年12月公開のアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」が日本のみならず、韓国、中国でも大ヒット。映画にも登場する強豪校・山王工業のモデルが旧能代工高(現能代科学技術高)とされ、ファンによる「聖地巡礼」も盛り上がっていることにあやかって、市地域おこし協力隊や能代バスケミュージアムが中心となり初めて企画された。
用語集はないものか、と、今にして思う。新型コロナウイルスが初確認された元年12月以降、新語や造語だけでなく、既存の言葉も、使用頻度が急増したり、一つの意味が強調されたり、代名詞になった。