缶詰、レトルト製造が好調

 新型コロナウイルスが飲食店や農畜産物の販売に打撃を与える中、店のこだわりの味や地元食材を缶詰やレトルト食品に加工する動きが、能代山本内外で見られている。長期保存を可能にしながら販売を促進しようとの思いが背景にあり、三種町外岡のこまち食品工業(高橋東代表取締役)はその需要をつかみ、企業・団体からの委託加工に励んでいる。コロナ下で委託加工の実績を2倍近くに伸ばし、年間10万食以上を手掛けるまでになった。同社は「今後も加工の動きは続くのでは」としている。

関連記事一覧

error: Content is protected !!