市民プラザが「フードドライブ」の取り組み開始 食品の寄付呼び掛け

 家庭で余っている食品を市民らから寄付してもらう「フードドライブ」の取り組みが、能代市元町の市民プラザで今月から始まった。回収ボックスが常設され、集まった食料品は、市社会福祉協議会と同市萩の台の浄明寺フードバンクに提供し、それぞれの支援活動に活用される。フードバンクは、生活困窮者に食料を支援する取り組み。昨春福岡県から郷里の能代にUターンし、今年度から市民プラザのトータルアドバイザーを務める八代真さん(66)=同市万町=が「物価高騰により生活に困窮する世帯が増えている。困っている方に対して市民で助け合う地域になれば」と企画した。食品を寄付する人は、受け付けボックスに自由に入れることができる。受け付け時間は午前10時~午後4時で、毎週水曜は休館日。

トータルアドバイザーの八代さんが企画した食品の回収ボックスを常設(能代市元町の市民プラザで)
トータルアドバイザーの八代さんが企画した食品の回収ボックスを常設(能代市元町の市民プラザで)

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