津波想定し避難訓練 洋上風力関連会社と地元住民

秋田港・能代港洋上風力発電所を運営・管理する3社と能代市下浜自治会で津波を想定した合同避難訓練が23日、同市日和山下の能代運転管理事務所と能代公園で行われた。日本海中部地震を教訓とする県民防災の日(5月26日)に合わせ、作業員と地元住民が一緒になって近くの高台に避難したほか、複数の人がリアルタイムで情報共有できるグループチャットを活用して洋上で作業する人の安否確認を行うなど有事に備えた。津波を想定した避難訓練は4年度の運転開始以来2度目で事務所員、地元住民を含め約30人が参加。日本海を震源とする大地震が発生し、大津波警報が発表された想定で実施した。

津波の発生を受け避難する洋上風力の能代事務所員と地元住民(能代市下浜地区で)
津波の発生を受け避難する洋上風力の能代事務所員と地元住民(能代市下浜地区で)

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