古里の歴史や文化知る 能代東中1年生が校外学習
能代市能代東中(谷内直毅校長)の1年生が8日、同市の桧山、鶴形両地域の寺社や史跡を巡り、古里の歴史や文化を学び、関心を深めた。総合的な学習の時間の一環として、毎年行っている校外学習。生徒27人がのしろ檜山周辺歴史ガイドの会の柴田テツ子会長ら4人の案内で、多宝院や鴨巣一里塚、釣潟神社など7カ所を巡り、このうち多宝院では、県指定文化財の本堂と山門、鐘楼をはじめ、檜山所預の多賀谷宣家の正室、珪台院が寄進した本尊の聖観世音菩薩像、市指定文化財の多賀谷重経座像などの由緒について説明を受けた。これまでは学んだ成果を校内で発表してきたが、今年度はガイド活動ができるようになることを目標に設定。秋ごろに生徒が寺社や史跡を案内することを検討している。